こんにちは!こんばんは!
puppet-sanです!
今回は私の好きな作品について、ちょっと書いてみようかなっと思います。
その作品の名前は、「銀河英雄伝説」です!!
作品としては、結構古く、80年代初頭に遡り、作者は、「田中芳樹」先生です!
田中芳樹先生のほかの作品としては、「アルスラーン戦記」や「創竜伝」などもあります!
この2作品も私の好きは作品になります!
でも、今回はアニメ「銀河英雄伝説」です!
私がこのアニメを初めて観たのは、多分小学校高学年の時だったと思います。
私には、6歳上の兄がいて、完璧に兄の影響を受けてしまいました(笑)
しかし、小学校高学年にはまだ難しい内容でしたし、理解もできないところがありましたが、惹き込まれるように見入ってしまいました。
この作品の面白いところの1つは、魅力的なキャラクターだと思います!
本当にいっぱいのキャラクターが出てきます!
それに声優さんが、今では考えられないぐらいの豪華さです!
主人公の声優さんは、堀川りょうさんですし、主人公に使える臣下には、若本規夫さんもいます。
その他にも本当に豪華です!
有名どころがチョイ役なんてのもあります(笑)
作品の面白さの1つであるキャラクターについては、兄と私の性格の違いからか、真っ二つにわかれました(笑)
兄は、「ヤン・ウェンリー」派で、私は「ラインハルト」派になったからです!
私がラインハルトに惹かれたのは、姉が皇帝に召し上げられ、親友と取り返すことを誓い、ブレることなく、脇目も降らず、一直線に目的に向かっていくところです!
そして、皇帝に召し上げられた姉の影響力もあったとは思いますが、自身の才能をいかんなく発揮し、どんどんと昇進。
指揮する艦隊もどんどん大きくなり、大艦隊をもって、敵と相対するところなど、ワクワクしてしまいます!
作品の中で、あるキャラクターが「戦いが始まる前に、それだけの数を揃えられることが一種の才能」
という趣旨のセリフを言っていたのですが、確かに相手を圧倒できる数を最初から揃えることができれば、常勝することが可能になるし、その状況を自身の力で作り出せることに憧れを持ちました!
人によっては、私の兄のように、大艦隊で敵を倒すというより、ヤン・ウェンリーのように少数艦隊で知略を駆使し、困難にうち向かっていく方が好きだと思う人もいるでしょう!
私もそういうのは好きです!
ですが、私はやはりラインハルトが好きです(笑)
幼少期に隣の家に引っ越してきたラインハルト。
その姉のアンネローゼに、「弟をよろしくね」と笑顔で言われ、それで一目惚れをしたのでしょうね。
好きな人に言われたことを、一生懸命に守ろうとするところなど、一途で素敵なキャラクターだと思います!
ラインハルトにも、人を惹きつける魅力があったのでできたことだとは思いますけどね!
でも、あの展開は本当に早すぎたと思ってしまいます。。。
作品的に必要な展開なのはわかりますが、もう少し2人を見ていたかったです。
とても悲しかったです。。。
その後は、より一層、幼少期からの目標を叶えるために邁進していくことになるラインハルト。
いい人材の発掘にも力をいれて、どんどん名将がラインハルトの元に集まってきます!
ラインハルトは、自身の能力をフルに発揮し、名将の力も相まって、帝国を手に入れます。
でも、それまでの帝国とは全然違います。
独裁ということには違いはありませんが、それまでの腐りきった門閥貴族を一新し、真に力のある人物が評価される制度を作ったのは、すごいことだと思います。
完璧だとはいえませんが。。。
それでも見違えるほどだと思います。
帝国を手に入れたラインハルトの次なる目的は、銀河の統一です。
ヤン・ウェンリーは、本当にすごい人だと思います!
ラインハルトの思考を正確に読んでいた数少ない人だと思います!
しかし、それに対応するための力がありませんでした。
それは、元々軍人が権力を持つことを良しと思わず、戦う目的が、自由惑星同盟を真に思う気持ちからくるものであることを望んでいたからだと思います。
そのせいで、ラインハルトと互角の戦いができなかったことが残念です。
正直に、互角の力を揃えることが出来たのなら、ラインハルトとヤン・ウェンリーはどちらが勝ったのか、すごく興味があります。
ヤン・ウェンリーの周りにも、素敵なキャラクターはいっぱいいます。
ユリアンもそうですし、アッテンボローやシェーンコップ、ビュコックが好きです。
みんな魅力的なキャラクターです。
この、帝国の同盟領進行で、ヤン・ウェンリーは決定的な状況を作ります。
ですが、停戦命令が発令され無に帰してしまいます。
その時に、シェーンコップから「あなたは打つべきです」と言われても、打つことなく、撤退しました。
それは前述した通り、戦うという気持ちは、同盟を真に思う気持ちから来るものであるべきという気持ちからだったのでしょうか。
そのあとは、同盟は降伏し、ラインハルトとヤン・ウェンリーはようやく顔を合わせることになります。
ラインハルトはヤン・ウェンリーを自分の元に迎えたいと誘いますが、断られてしまいます。
その断る時に水を例えに出したのは、ヤン・ウェンリーぽいなと思いました。
あんな感じで断られたら納得するしかないと。
その後は、短い間だけど平和な時間を過ごせたと思いますが、陰謀で暗殺されそうになります。
仲間に助け出され、イゼルローン要塞を再奪取。
帝国軍の名将を打ち破るということをやり遂げます。
ラインハルトも出征してきており、相対します。
そのおり、ラインハルトが病気で寝込み、目が覚めたあと、ラインハルトから講和を申し込まれ、それを受け入れます。
階段に向かうため、少数でラインハルトの元へ向かう途中、地球教という教団のテロにあい、命を落としてしまいます。
この命の落とし方については、人によっては納得いかないということもあると思いますが、私としては、この方がよかったと思っています。
それは、ヤン・ウェンリーが戦闘で負けて戦死というのは似合わないからです。
最後まで戦いで負けることなく、ちょっと予想外の最後を迎えるというのが、ヤン・ウェンリーにはあっていると思いませんか?
でも、このシーンがとても悲しいことには変わりありません。
このシーンを観たあと、ポッカリと心に穴が空いたような感じがしました。
この感覚は、キルヒアイスが死んだシーンを見た時も感じました。
やっぱり好きなキャラクターが死んでいくのはツライものですね。
このあとの展開も心に残り、興奮するものになります。
ラインハルトの重臣であり、戦友でもあるロイエンタールとの戦いです。
ロイエンタールを貶める陰謀にて、反逆の疑いをかけられるが、それにのってしまうのです。
それは、ロイエンタールも本当の軍人だったということなのでしょう。
強敵と戦いたいとずっと思っていたのかもしれません。
この戦いでは、親友のロイエンタールとミッターマイヤーの戦いが描かれます。
親友同士で戦わないといけないことに葛藤する2人。
心では戦いたくないと思っていても、軍人として強敵と戦えることに幸せを感じていたのだと思います。
最後は、ロイエンタールの死という結果で幕を閉じますが、その展開も心に刺さるものになっています。
これで、ラインハルトの敵はいなくなりました。
それが原因なのか、謎の病気を発症してしまうラインハルト。
どんどんと弱っていきます。
それはもう戦う相手のいないこの世界にはいる意味がないといっているようなものかもしれません。
このあとも私の心に残るシーンがあります。
たしかにラインハルトが戦うような敵はいなくなりましたが、地球教という教団は暗躍していました。
地球教はラインハルトの命を狙います。
それは、ある人物がラインハルトは回復に向かっているという偽情報を流し、ラインハルトを囮にして、地球教を一網打尽にする計画です。
ですが、テロで狙われた部屋は、そのある人物ことオーベルシュタインの部屋でした。
部屋は爆破され、オーベルシュタインは重症になります。
爆破した地球教のテロリストは、その場に居合わせたユリアンたちにより倒され、地球教の支部も壊滅させることができました。
それはオーベルシュタインが望んだとおりにです。
その後、オーベルシュタインは死んでしまいます。
オーベルシュタインの死について、色々と憶測があります。
①地球教が、ラインハルトが寝ている部屋とオーベルシュタインの部屋を間違えた。
②情報を流す中で、部屋情報が間違って伝えられた。
③初めからオーベルシュタインの部屋を狙わせた。
わたし的には、③かなと思っています。
オーベルシュタインは受け答えや考え方は冷たい人間のように思えますが、ラインハルトを裏切るようなことはなかったように思えるからです。
この物語の最後は、ラインハルトの死によって、幕を閉じます。
とても長い話になりますが、とても面白い話です!
OVAは110話を数えます!
外伝を加えると、170話ほどになると思います。
それでも面白いので、ぜひ1度観て欲しい作品です!
他にも、映画や舞台がありますので、興味があったら観てみてください!

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